・[Shutterstock]シャッターストックの審査について
・「アート作品プロパティリリースの不足」を理由に申請却下された場合の対応
・製作者の使用許諾書(プロパティリリース)の作成例とポイント
・プロパティリリースについて補足
[Shutterstock]シャッターストックの審査について
[Shutterstock]は作品登録時に審査が行われ、審査に合格すると登録が完了する仕組みになっています。
写真作品の審査についてはピントがあっていない等、作品のクオリティを理由に却下されるといった割と厳しい形の審査情報を確認することが出来ました。
反面イラスト作品提出時の審査については情報が少なく、審査に必要な手順は?自分の作品は審査に受かる事が出来るのか?確認も兼ねて実際に作品の登録申請を行い確認してみました。
[Shutterstock]で申請却下された場合
会員登録を済ませ[Shutterstock]にイラストをアップロードして登録申請をした結果、全作品「却下」される結果となりました。
▼審査結果画面はコチラ▼
却下理由として以下の説明が確認できました。
アート作品プロパティリリースの不足: この寄稿素材にはアート作品のプロパティリリースが必要ですが、提出されていません。油彩画・水彩画、デッサン画などのアート作品が含まれたコンテンツには、その作品のアーティストによるプロパティリリースが必要です。
アート作品プロパティリリースについて
イラストの登録時に「油彩画・水彩画、デッサン画などのアート作品が含まれたコンテンツ」に該当する為、製作者の使用許諾書(プロパティリリース)が必要となっているようです。
リンク先ヘルプページの説明では書類にイラストを写真で撮影して添付するような案内になってますが、自分の作品はデジタル作品な為、現物を写真撮影することが出来ません。
悩んだ結果、完成作品と一緒に作成途中のラフ画像を添付する形でプロパティリリースを作成しました。
添付画像の他にも英語記入が必要であったりと悩む点が多かったので、分かりやすくなるよう作成例を作ってみました。
【プロパティリリース作成例】
・ペン入力可能なタブレットがあると、印刷すること無く作成できます
※作例はPDFをjpegに変換して作成しています
・英語記入の為住所、日付の形式に注意
・添付画像には、完成画像、ラフ画像を貼付けます
・デジタルのみで制作の場合、制作途中の画像を用意するとよいと思います
・Witness(立会人)箇所のサインは家族に依頼しました
プロパティリリースのファイル名
・作成した画像ファイルは、申請画面にある「リリース+」からアップロードします。
・作品ごとにプロパティリリースが増えますのでファイル名を「年月日+作品タイトル名(申請時の英語タイトル名).jpg」としておくと、後々把握しやすくなると思います。
プロパティリリースを添付して再度提出した結果、無事審査に通りました!
▼komaroのプロフィールページ▼
[補足]審査の日数について
[Shutterstock]シャッターストックの審査が完了するまでの時間は数日間とされています。
何度が審査を行いましたがプロパティリリースが添付されていない、プロパティリリースの記載内容に誤りがある(日付箇所に誤字があった)場合に限り速攻で審査NGで返信が来る印象です。