こんにちは、ガンプラ初心者のKomaroです。
今回コチラの「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム」をエアブラシは使わず、成形色を生かした筆塗装で制作してみました。
自分と同じようにガンガン換気できない環境にいる人にオススメの制作方法を紹介します!
こんな感じに仕上がりました
制作した「1/144 RX-78-2 ガンダム」です。
成形色を生かし、エアブラシやスプレーを使わずに全て筆塗りでつや消しとグラデーション塗装を行っています。
リモネンで合わせ目を消そう
合わせ目消しは同色ランナーから作ったランナーパテを使いました。
成形色と同じ色のパテが出来るので合わせ目が綺麗に消せます。
ランナーパテの制作は溶剤を含まないタミヤリモネンセメント(流し込みタイプ)を作っています。
ランナーパテは細かく刻んだランナーをリモネンセメントに浸すだけで作れます。
ランナーが溶けるまでの時間はおおよそ半日~1日といった感じです。
ランナーパテを接着面に塗りパーツを合わせ十分乾燥させてからはみ出したパテをデザインナイフやヤスリで削ると綺麗に合わせ目が消えます。
しっかりはみ出すようグッと力を込めるのがコツです。
パーツ洗浄とスミ入れ
ぬるま湯と食器洗い用の洗剤でパーツをゴシゴシ洗い、乾燥後にスミ入れします。
スミ入れは手軽に使える「ガンダムマーカー」を使用しました。
流し込みタイプは、ペン先を軽く押し付けると溝に沿って勝手にインクが広がります。
はみ出したインクを消しゴムや、除光液でふき取るとスミ入れ完了です!
消しゴムは「【徹底比較】最強消しゴム決定戦!」記事でも紹介した「アーチ」が良く消えましたよ!
下地剤でツヤを消す
全体のツヤを消すためにコチラを使用しました。
模型用のトップコートに比べると被膜が弱いものの有機溶剤が含まれず刺激臭が殆どありません。
またツヤを消すだけではなく表面が紙のようにザラザラするので水性ペン等、本来プラスチックに弾かれる塗料が使えるようになるメリットもあります。
▼上側ランナー:水性ニス塗装無し ▼下側ランナー:水性ニス塗装有り
水性ニス塗装し乾燥すると、ツヤが弱まり良い質感になります。
水彩ペンと筆で塗装する
塗装は「呉竹 ZIGクリーンカラーリアルブラッシュ」を使用しました。
水彩が手軽に楽しめる筆ペンで、発色が良く気に入っています。
エッジのラインに沿って線を引き、筆でぼかすように絵具を伸ばすと綺麗なグラデーションを表現できます。
別のキットからシールドを持たせてみました。シールドの赤、黄色部分をアクリル絵の具と水彩ペンで塗装しています。
マットタイプのアクリル絵の具を使うと質感が揃うのでオススメです。